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2007年03月07日(水) 00時59分

国際線乗客向けに宇宙線被曝情報、携帯サイトで提供読売新聞

 国際線の航空機内部で受ける宇宙線被曝(ひばく)量を瞬時に表示する携帯電話向けの無料情報提供サイトを、独立行政法人・放射線医学総合研究所(千葉市)が開発し、6日からサービスを始めた。

 頻繁に海外出張するビジネスマンなどの関心を呼びそうだ。

 宇宙線は、宇宙から降り注ぐ放射線の一種。国際線の航空機が飛行する高度では、宇宙線が地上付近に比べて100倍近く強い。文部科学省は2005年、パイロットや客室乗務員については宇宙線被曝の管理目標値を年間5ミリ・シーベルトとする指針をまとめているが、一般人の規定は特に定めていない。

 サイトのURLは、http://www.nirs.go.jp/research/jiscard/mobile/index.html

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070306ik21.htm