記事登録
2007年03月05日(月) 00時00分

春らんまん 舞い散る桜も朝日新聞

 関東全域が高気圧に覆われた4日、県内も春本番を思わせる汗ばむような陽気となった。横芝光町の最高気温は20・1度(平年11・0度)を記録。市原市は19・9度(平年11・6度)、我孫子市は19・7度(同10・7度)まで気温が上がるなど、各地で例年を10度近く上回り、4月中旬〜下旬並みの気温となった。

 千葉市中央区の青葉の森公園では、早咲きの桜として知られる河津桜が早くも散り始め、葉桜もちらほら=写真。園内の広場では同日、花びらの舞う桜の木の下で、弁当を広げる親子連れの姿も見られた。

 同園などによると、河津桜は静岡県の伊豆地方が原産。ソメイヨシノなど、他の桜より早い時期に開花し、花の色が濃いのが特徴とされる。

 暖冬の影響もあり、園内に7本ある河津桜は例年より10日ほど早く満開になったといい、同園も「こんなに早く咲くのは記憶にない」としている。

 銚子地方気象台によると、5日の県内は低気圧の接近で全域で天気が崩れ、午後からは雨になる見通し。ただ、暖かい空気が上空に残るため、最高気温は5日も各地で20度近くまで上がりそうだという。

http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000703050002