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2007年03月04日(日) 20時40分

神戸の不発弾、無事処理 阪神電車も一時運休朝日新聞

 神戸市東灘区青木5丁目の解体工事現場で見つかった不発弾の処理が4日、陸上自衛隊によって実施された。不発弾処理隊が約4時間かけて起爆装置を取り外した。作業の間、現場から半径約300メートルの住民約1万人が避難し、阪神電鉄も一時運休した。

 県警など17機関約1500人が作業に協力。周辺の五つの小中学校に計205人が避難した。自力での避難が困難な要援護者約500人のうち、家族の手助けが得られない約60人は、市の担当者が付き添うなどした。

 阪神電鉄は西宮—御影間で、午前8時半から午後2時10分まで上下計135本が運休。阪神高速神戸線の芦屋—摩耶間、国道43号の深江神大前交差点—瀬戸交差点が午前8時半ごろから午後2時前まで通行止めになり、最大3キロの渋滞が生じた。

http://www.asahi.com/national/update/0304/TKY200703040119.html