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2007年03月03日(土) 09時12分

コハクチョウの北帰行、本格化 鳥取・島根の中海朝日新聞

 鳥取、島根両県にまたがる中海で冬を過ごしたコハクチョウがロシアのツンドラ地帯に戻る北帰行が本格化している。湖岸の米子水鳥公園(鳥取県米子市)では2日朝、数十羽の群れが雪化粧した大山の方向に飛び立ち、旋回しながら北へ向かった。今月中旬ごろまで続く。

米子水鳥公園を飛び立ち、北へ向かうコハクチョウの群れ。後方は大山=2日朝、鳥取県米子市で 

 同公園の桐原佳介指導員(33)によると、中海周辺での越冬は増えてきており、今季は記録が残る03年の冬以降で最高の約1800羽が飛来したとみられている。

http://www.asahi.com/life/update/0303/004.html