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2007年03月03日(土) 00時00分

板橋の中台地区児童ら育てる2500 鉢サクラソウ見に来て さくら草まつりを前に水やりに余念がない児童たち=板橋区立若木小で 東京新聞

 桜の代わりにサクラソウをめでる板橋区中台地区の「さくら草まつり」が4日、区立若木小学校(若木1)のグラウンドで開かれる。地区内の6小中学校の児童・生徒や、地域住民が育てた約2500鉢のサクラソウが一堂に勢ぞろいする。

 中台地区は地区を挙げてサクラソウを栽培している。祭りは、今春で19回目。会場となる若木小でも、全校児童約520人が1鉢ずつ栽培。特に4年生約90人は苗作りから携わった。今シーズンは暖冬の影響で例年より約2週間早い昨年12月初旬に開花。白、濃淡のピンク色の小さな花が満開になっている。4年の花係、小宮里緒さんらは「毎日の水やりが大変。昨年よりきれいに咲いた」と祭りを楽しみにしている。花は4月ごろまでもち、各校で卒業式や入学式にも使う。

 祭りでは、グラウンド中央部に、学校ごとにひな壇を作ってサクラソウを並べ、周りで模擬店や、太鼓、踊りのアトラクションを楽しむ。午前10時開会。東武東上線上板橋駅から徒歩10分。 (松村裕子)


http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20070303/lcl_____tko_____001.shtml