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2007年03月03日(土) 00時00分

牛肉輸入、米通商代表部「月齢条件撤廃を」朝日新聞

 米通商代表部(USTR)は1日、通商政策の課題をまとめた年次報告を発表した。日本に対しては、米国産牛肉の輸入について月齢条件を撤廃して幅広い牛肉・製品の輸入を受け入れるよう求めた。

 郵政公社の民営化については、既存の銀行や保険、宅配業界が不利にならないように求めた。共済保険が税や規制などで民間企業と同じ義務を満たす必要がない点を問題視し、同じ条件への是正を求めた。ほかの参入障壁や問題点として三角合併、医療・製薬分野の規制などを指摘した。

 中国に対しては知的財産権の保護不足や補助金行政などを問題視し、交渉で解決できなかったら世界貿易機関(WTO)に提訴する方針を強調した。

http://mytown.asahi.com/usa/news.php?k_id=49000000703030003