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2007年03月02日(金) 00時00分

マケイン上院議員、米大統領選出馬を表明朝日新聞

 08年の米大統領選に向けて、共和党の有力候補であるマケイン上院議員(70)が28日、CBSテレビのトークショーの収録で「私は大統領選の候補者となることを発表する」と述べ、立候補を表明した。

 深夜のトークショーでの表明は異例で、親しみやすさを演出する狙いもあると見られる。4月上旬にも正式表明の機会を設けるという。

 マケイン氏は昨年から中間選挙の応援で全米をまわり、大統領選への立候補が確実視されていた。00年の大統領選でブッシュ現大統領と共和党の指名を争い、一時はリードして「マケイン旋風」を起こした。ベトナム戦争で捕虜になった経験を持つ。党内では穏健保守派と見られている。だが、当選して大統領に就任すれば72歳となり、1期目としては史上最高齢となる。

 ワシントン・ポスト紙が28日に発表した最新の世論調査によると、共和党の指名争いではジュリアーニ前ニューヨーク市長(62)が44%でトップ。マケイン氏は21%だった。

http://mytown.asahi.com/usa/news.php?k_id=49000000703020003