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2007年03月02日(金) 12時20分

au2機種で電池膨張などの不具合 制御ソフトに原因朝日新聞

 KDDIは2日、三洋電機と京セラ製のau携帯電話2機種に、電池パックが膨らむなどの不具合が見つかったと発表した。対象機種の稼働台数は計約63万5000台で、充電を制御するソフトの不具合が原因としている。電池が破裂するなどの被害は起きていないという。KDDIは、携帯電話の操作を通じて制御ソフトを更新するよう、利用者に呼びかけている。

 問題の携帯は、昨年2月発売の「W41SA」(三洋電機製)と、同3月発売の「W41K」(京セラ製)。電池パックが膨らんだり、携帯を使える時間が短くなったりするケースが出ており、昨年10月以降、利用者から約9000件の問い合わせがあったという。電池パックは2機種とも三洋製だが、不具合の原因となった制御ソフトは三洋と京セラの作製という。

 また、先月23日に発売した三洋製の子供向け携帯「Sweets cute」にも、アドレス帳を2件以上続けて登録すると、2件目以降の相手からの着信音などが鳴らない不具合が見つかり、こちらも6日以降、利用者にソフトの改修を呼びかける。

http://www.asahi.com/national/update/0302/TKY200703020209.html