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2007年03月02日(金) 23時18分

ライブドア社員、解雇撤回要求へ朝日新聞

 ライブドア(平松庚三社長)の報道部門廃止に伴い、事実上解雇を言い渡されたとして、正社員の男性(31)が2日、労働組合を通じて解雇の撤回と生活保障を求めていくことを明らかにした。男性は「経営合理化による不利益を説明もないまま、一方的に押しつけられた」と主張している。

 男性は他の社員らとともに、個人で参加できる首都圏青年ユニオンに入り、同ユニオン内で「ライブドアユニオン」を立ち上げ、今後会社側と団体交渉する。

 男性は、2年前から報道部門の記者として働いていた。1月29日に正社員と契約社員計27人が、報道部門の廃止に伴い3月で職がなくなることを告げられた。年間約2億5000万円の経費削減につながると説明され、違う部署への配置転換は「基本的にない」と言われたという。

 ライブドアは「解雇通告はしておらず退職を勧めただけだ。配置転換を否定する発言もしていない」としている。

http://www.asahi.com/life/update/0302/010.html