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2007年03月02日(金) 10時00分

話題の大作で“偉大なる母”を演じる若村麻由美日刊ゲンダイ

●製作費30億円
 角川春樹製作総指揮の超大作映画「蒼き狼〜地果て海尽きるまで〜」が今週末(3月3日)に公開される。
 同映画は“モンゴルの英雄”チンギスハンの生涯を描いたもので、ハンを反町隆史が演じている。製作費30億円をかけ、欧州、アジアなど世界60カ国での配給が決まっている話題の作品だ。
 そんな中、ハンの生みの母・ホエルンを演じる若村麻由美(40)に注目が集まっている。ホエルンはモンゴルで“偉大なる母”といわれる伝説的な人物で、若村は18歳から63歳までの幅広い年齢のホエルンを見事に演じ分けている。
“モンゴルの英雄”に負けない若村の演技に注目だ。

●夫婦仲に異変?
 若村は03年に宗教法人「釈尊会」の小野兼弘会長(54)との結婚が発覚。当時は離婚裁判中だった渡辺謙との不倫問題と相まってイメージがダウンし、CM打ち切りやドラマ出演が激減していた。
 その小野会長とは、一緒に食事をしている場面を目撃されたり、2人でインドへ修行に出かけたりと夫婦円満が伝えられていた。だが、ここにきて“不仲説”がささやかれている。
「すでに2人は別居しているようです。若村は小野会長が住んでいる“自宅”には帰らず、都内にある別のマンションで暮らしているようですね。一緒に食事している姿もさっぱり見かけなくなりました」(マスコミ関係者)
 杞憂(きゆう)ならいいのだが。

●精力的な活動
 結婚後はしばらく鳴りを潜めていた若村だが、最近は精力的に活動している。一時はレギュラー司会を務めていた「N響アワー」(NHK教育)しか仕事がない状態だったが、昨年は連続ドラマ「けものみち」(テレビ朝日)、特別ドラマ「強き蟻」(テレビ東京)に出演。今年は「白虎隊」「遠山の金さん」(ともにテレビ朝日)などに顔を見せ、今月中旬には主演ドラマ「水曜ミステリー9 ボディーガード」(テレビ東京)も放送された。
「もともと、若村は演技力を高く評価されています。日本舞踊の名取の資格を持っていて演技の基本がしっかりしているから、時代劇からサスペンスものまでこなせる幅の広さがある。今後もコンスタントに映画やドラマから声がかかるでしょう」(マスコミ関係者)
 結婚して活動を控えていた女優が急に仕事を増やす場合、結婚生活に変化があるケースが多いといわれている。さて、若村は?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070302-00000001-gen-ent