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2007年03月02日(金) 10時00分

全国区に“昇格”した大泉洋の前途洋々日刊ゲンダイ

 北海道から“日本の綺羅星”に昇格できるか。
 人気ドラマ「ハケンの品格」に準主役で出演している大泉洋(33)が注目を集めている。
 かつてローカルの深夜番組「水曜どうでしょう」(北海道テレビ)で人気を博した大泉は、地元の北海道では“北の綺羅星”と呼ばれる大スターだ。
 そんな大泉の“全国区”への挑戦となったのが、昨年11月に放送されたスペシャルドラマ「東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜」(フジテレビ)。キー局のゴールデンドラマで初めて主役を演じた。視聴率は15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)止まりだったものの、一気に顔を売ることに成功した。
「大泉はこのドラマの主役に抜擢されて一躍、全国区の知名度を得ました。現在放送中の『ハケンの品格』も好評。彼の飄々(ひょうひょう)とした魅力には広告業界も注目していて、今後は全国ネットのCM出演が増えそうです」(広告代理店関係者)
 これまで大泉は地元で「北海道新聞」や「札幌銀行」「北海道リクルート」といった地域限定のCMに出まくってきた。ところが最近になって、ナショナルスポンサーが続々と彼を起用し始めている。
 現在、ニンテンドーDS用ゲームソフト「レイトン教授と不思議な町」のCMに出演中。また、先日行われたホンダの新車「クロスロード」の発表会で、新しいスタイルを創造する特別プロジェクト「クロスファクトリー」の“工場長”に就任した。
「大泉はずっと札幌市内の実家に住んでいて、仕事がある時だけ上京していました。しかし東京での仕事が増えたため、昨年末に都内にひとり暮らし用の部屋を借りたそうです」(テレビ関係者)
 大泉は4月公開予定の映画「ゲゲゲの鬼太郎」にも“ねずみ男”役で出演する。昨年、交際相手に告発され、SEXスキャンダルが発覚したが、大事には至らなかった。東京に生活の拠点を得て、今年の大泉はフル回転しそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070302-00000002-gen-ent