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2007年03月01日(木) 00時00分

「海猿」にならないか?朝日新聞

 第9管区海上保安本部は28日、新潟西港に停泊中の海上保安学校(京都府舞鶴市)の練習船「みうら」(3167トン)を、新潟市内の専門学生向けに公開し、船内見学会を開いた。団塊世代の大量退職を控え、海上保安官を目指す若者を増やそうと、「リクルート」するのが目的だという。

 見学に訪れたのは、新潟公務員法律専門学校(新潟市花園1丁目)など3校の27人。乗務員の説明を受けながら、操舵(そうだ)室や機関制御室、調理室などを見学して回った。

 同船の主任航海士、本田直葵(なおき)さん(26)は「厳しい仕事だが、無事救助できた時はうれしい。陸に上がれば、映画『海猿』のように体育会系でノリのいい職場ですよ」と学生にアピールした。

 参加した専門学校アップルスポーツカレッジの千原崇史さん(19)は「船のエンジンなどを実際に見られていい経験になった。警察官や消防士など公安関係が志望。いろいろ考えたい」と話していた。

http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000703010006