28日午前8時ごろ、小田原市国府津5丁目の常念寺本堂新築現場に置いてあった屋根葺(ふ)き用の銅板80枚がなくなっているのを、板金業の男性(64)が見つけ110番通報した。小田原署は金属盗事件とみて、県内で起きている一連の事件との関連を調べている。
調べでは、盗まれた銅板は厚さ0・35ミリ、長さ約190センチ、幅15センチで、屋根の上に組んだ足場に置かれていた。時価約14万円という。
被害に遭った板金業の男性によると、前日午後6時に作業を終え、朝仕事に来て盗難がわかった。屋根に張りつけた銅板や折り曲げ加工したものは被害がなかった。「30年前に小さなお宮の屋根をはがされたことがあったが、現場から盗まれるなんて考えもしなかった」と話していた。
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