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2007年02月28日(水) 00時00分

ハローワーク日立  個人情報漏れる 求職票をファクス誤送信 東京新聞

 厚生労働省茨城労働局は二十七日、日立公共職業安定所(ハローワーク日立)の非常勤職員が、日立市内の女性(67)の求職票を、誤って別の場所にファクスで送信したと発表した。求職票には氏名、年齢、住所、電話番号、最終学歴などの個人情報が含まれており、ハローワークの職員が女性に謝罪した。

 同労働局によると、女性は一月三十一日、職業相談を受けるため、日立市役所にあるハローワーク日立の出張スペースを訪問。ハローワーク職員が出張スペースに女性の求職票をファクスで送った際、誤って別の県立施設に送ってしまったという。直後にミスに気付き、県立施設には求職票をシュレッダーで処分することを依頼したという。

 ハローワーク日立では、実害がないとして今月二十二日まで報告を怠っており、同労働局は担当職員を処分する方針。また二十八日には局内の庶務主管課長を集め、個人情報管理の徹底を図る。 (秦淳哉)


http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20070228/lcl_____ibg_____003.shtml