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2007年02月27日(火) 20時48分

ノーリツがガス給湯器2669台リコール 過熱のおそれ朝日新聞

 給湯設備メーカー大手「ノーリツ」(神戸市)は27日、同社が製造して主に北海道で販売したガス給湯器2機種、計2669台について、燃焼装置から排ガスが漏れて外装が過熱する不具合が見つかったため、経済産業省にリコール(無償修理)の届け出をしたと発表した。けが人などの報告はないが、火災発生の恐れがあるという。

 ノーリツによると、対象は「GQ—1622WD—FBL15A L1」「GQ—1622WD—FBL20A L1」の2機種。燃焼装置にチリがたまって炎が横に広がり、同装置横に穴が開いて排ガスが漏れ、外装が過熱して変色したケースがあった。

 ノーリツは4月末までに自主点検を進め、燃焼装置の取り換えや過熱防止装置を付け足す作業を進めるという。問い合わせは0120・911・026(年中無休、24時間受け付け)へ。

http://www.asahi.com/national/update/0227/OSK200702270093.html