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2007年02月27日(火) 01時30分

花粉カプセル飲み、意識不明=薬事法違反の疑いも調査−和歌山時事通信

 和歌山県は26日、同県東牟婁郡の40代女性が健康食品のカプセルを摂取した直後に意識不明に陥ったとして、厚生労働省に報告するとともに、予防の観点から製品名を公表した。女性は現在快方に向かっているが、厚労省は薬事法違反の疑いもあるとみて調査している。
 県と厚労省によると、この健康食品は「パピラ」。杉の花粉を加工してカプセルに詰めたもので、女性には花粉症の既往歴があった。同省によると、これまでに同様の事例は報告されていないという。
 女性は23日夜、「パピラ」1カプセルを飲んで友人とテニスをしていたところ、約30分後に全身にじんましんが出て、一時意識不明になった。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070227-00000005-jij-soci