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2007年02月26日(月) 10時00分

英国版「千の風になって」も人気急上昇中日刊ゲンダイ

“千の風旋風”はまだまだやみそうにない。秋川雅史のシングル「千の風になって」はクラシックでは異例といえる50万枚近い売り上げを記録し、カラオケのランキングでも上位をキープしている。
 この効果で注目を集めている外国人のグループがいる。
「千の風」は英語の歌詞を日本語訳したもので、元の英語で「千の風」を歌っている「リベラ」という英国の少年グループが人気になっているのだ。彼らが歌っている“千の風”のタイトルは「いつもあなたのそばにいるから」。
 リベラの声は秋川よりハイトーン。ファンの間では“天使の歌声”といわれているという。
 これまで日本で売れたアルバム枚数は14万枚超。3月7日には「いつも——」を収録した新アルバムを発売し、東京、大阪、名古屋で公演が行われる。CDの発売元によると東京公演のチケットは3分間で完売したという。
 このグループがそもそも人気になったのはアルバム収録曲が昨年のNHKドラマ「氷壁」のテーマ曲になったため。その後、秋川が紅白に出場して「千の風」を歌ったことが追い風になった。
 NHKで「千の風」が特集された際などに、リベラ版も取り上げられることも多く、問い合わせが殺到するとか。
 本場の「千の風」を聴きたいファンが多いということだろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070226-00000004-gen-ent