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2007年02月26日(月) 20時26分

詐欺団の暴行4人死亡事件、2人に死刑求刑 千葉地検朝日新聞

 架空請求詐欺グループの仲間割れによる集団暴行で4人が死亡した事件で、殺人や傷害致死などの罪に問われている、いずれも住所不定、無職の清水大志(27)、渡辺純一(30)の両被告に対する論告求刑公判が26日、千葉地裁(彦坂孝孔裁判長)であった。検察側は両被告に死刑を求刑した。両被告は「実行行為をしておらず、共謀もない」などと起訴事実を否認している。

 起訴状によると、両被告らは04年10月、グループ内で詐取した現金を奪おうと計画していた4人を殺害するなどしたうえ、遺体を茨城県内に捨てたとされる。

http://www.asahi.com/national/update/0226/TKY200702260431.html