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2007年02月25日(日) 00時00分

故A・N・スミスの娘めぐる裁判、判事が「自分の管轄ではない」朝日新聞

 2月23日、先日急逝した元プレイメートのアンナ・ニコール・スミスさん(写真)の娘の親権をめぐる訴訟で、地元の裁判官が自分にこの件について裁判する権限があるか疑問だと発言。2005年2月撮影(2007年 ロイター/Robert Galbraith)

 [フォート・ローダーデール(米フロリダ州) 23日 ロイター] 今月8日に当地のホテルで急逝した米プレイボーイ誌の元プレイメート、アンナ・ニコール・スミスさんの娘の親権をめぐる訴訟で、地元の裁判官が自分にこの件について裁判する権限があるか疑問だと発言した。

 フロリダ州ブロワード郡の裁判所のローレンス・コルダ判事は23日、スミスさんの生後5カ月の娘ダニエリンちゃんの親権をめぐる裁判は、女児が生まれたバハマで行われるべきとの見解を示した。

 この日の法廷審問では、ダニエリンちゃんのの父親だと主張するスミスさんの元交際相手、ラリー・バークヘッドさんの弁護士がDNA検査の実施を訴えたが、コルダ判事はそれについては裁定を下さず、「私に裁判権があるかどうかという点で大きな疑問を感じている。私に裁判権があると思えない」などと発言した。

 同判事は、以前「(女児が生まれ育った)バハマには裁判権がある」と述べていた。

http://www.asahi.com/culture/enews/RTR200702250014.html