記事登録
2007年02月25日(日) 00時00分

美術を通じて子供たち交流 渋谷で企画展 自由な表現を楽しんだ子どもたちの作品=渋谷区で 東京新聞

 首都圏のインターナショナルスクールに通う子どもたちの美術作品を集めた「アートスケープ2007」が渋谷区のこどもの城で開かれている。入場無料。二月二十六日と三月五日は休館。同月十一日まで。

 十一校の小学五年生から高校三年生までの子どもたちが出展。油絵や水彩などの絵画や陶芸品など約六百点が展示されている。

 自画像や静物画のほか、写真を使ったコラージュや、粘土の立体作品など、自由な表現の楽しさが伝わってくる作品ばかり。浮世絵をまねたような絵や、茶道で使う茶わんなど、日本の伝統文化を意識した作品も多い。

 アートスケープはインターナショナルスクールの子どもたちが、美術を通じて交流しようと、首都圏の学校が連携して毎年開いており、今回で二十七回目。当初は欧米の子どもたちが多かったが、最近はアジア各国の出身者や、インターナショナルスクールで学ぶ日本人の児童、生徒も増え、個性豊かな作品を出展している。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20070225/lcl_____tko_____004.shtml