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2007年02月25日(日) 23時14分

「あるある」で関西テレビ社長、早朝の自社番組で謝罪読売新聞

 関西テレビ制作の番組「発掘!あるある大事典2」のねつ造問題で、千草宗一郎社長が25日午前6時半から関西地区で放送した自社の放送検証番組「月刊カンテレ批評」に出演。改めて謝罪し、再発防止策などについて説明した。

 千草社長は今回の問題の背景に「意識の緩み、番組のチェック機能の不備などが複合的に起因している」と話し、再発防止策として番組の制作委託取引に関する自主基準の制定など6項目を提示。そして、外部に委嘱した調査委員会の結果報告が出る3月中旬をめどに「改めて視聴者にすべての報告をしたい」とした。

 この問題で千草社長が同番組に出演したのは1月28日に続き2度目。関西テレビ広報部は「前回の放送から1か月たったため、経過報告と今後の対応について社長が再度説明する機会を設けた」という。

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070225i514.htm