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2007年02月24日(土) 16時00分

文化庁メディア芸術祭:作品展開幕 「時かけ」「エヴァ」無料上映にマンガ図書館も毎日新聞 まんたんウェブ

 アニメやマンガなどの新しいメディア芸術の優秀作を選ぶ「第10回文化庁メディア芸術祭」(文化庁、CG-ARTS協会主催)の受賞作品展が24日、東京都写真美術館(東京都目黒区)で始まった。3月4日まで。

 同祭は97年に始まったもので、今年度で10回目。アニメ、マンガ、エンターテインメント、アートの4部門に36カ国1808点が応募。同展では、アニメ部門大賞の「時をかける少女」(細田守監督)やマンガ部門の「太陽の黙示録」(かわぐちかいじ)、エンターテインメント部門のゲーム「大神」(神谷英樹)などの大賞受賞作品をはじめ165点を展示、上映する。各部門の受賞者らによるシンポジウムや、10周年記念してマンガ部門の歴代受賞作が無料で読める「マンガ図書館」を開催。アニメ部門の受賞作を上映する「10周年記念シアター」では、「新世紀エヴァンゲリオン」や「ほしのこえ」「攻殻機動隊 スタンドアローンコンプレックス」などが上映される。

 入場無料、午前10時〜午後6時(木・金曜日は午後8時まで)。問い合わせは事務局(0120・454536)。【渡辺圭】

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