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2007年02月24日(土) 10時00分

堺正章「あるある」の補償問題はどうなる?日刊ゲンダイ

「発掘!あるある大事典(2)」(フジテレビ)のデータ捏造問題で先日、制作した関西テレビに対して民放連が会員活動停止の処分を発表。「すでに民放連内部で関テレの除名処分の検討も始まっている」(編成関係者)という。
 関テレは収入の大黒柱だった“日曜21時枠”をキー局のフジテレビに返上するが、これで「関テレ以上に窮地に陥っているのはフジだ」と言うのはさる芸能プロ幹部。
「あるある」に出演していたタレントの補償問題が暗礁に乗り上げているのだ。最悪は裁判に発展する可能性も取り沙汰されている。注目は番組のメーン司会を務めていた堺正章(60)と志村けん(57)の2人。
「堺と志村の年間のギャラはそれぞれ一億数千万円。それが局の不祥事で絶たれてしまったわけで、問題にならないわけがない」(制作関係者)
「あるある」が打ち切られた当時、堺、志村メーンの番組が始まるといった話もあったが……。
「『あるある』の後枠は『メントレG』がゴールデン枠に進出することで決着している。取りあえず堺には深夜枠を、志村には特番枠を提示したそうだ」(関係者)
 実際、もともとTBSで放送予定だった「ドリフ大爆笑30周年記念SP!」が今月11日「あるある」枠で放送され、視聴率もよかったことから関係者は安堵したとか。問題はもうひとりの大御所。
「堺は提示された深夜番組にあまり乗り気じゃない。でも、フジも堺ありきでGP帯に番組を制作することは難しいと考えていて、堺サイドとの話し合いは平行線のままらしい」(フジ関係者)
 いまだに堺は公の場では「あるある」に関してノーコメント。本音を語るのはいつか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070224-00000003-gen-ent