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2007年02月24日(土) 14時52分

スカイマーク、夏限定で神戸−那覇線運航朝日新聞

 神戸空港に就航しているスカイマークは、今年7月中旬から9月までの夏季限定で、神戸—那覇線を運航することを決めた。正規運賃は1万円台後半から2万円台前半で調整中で、3万円台前半の日本航空、全日空と比べた安さを強調する方針。国土交通省に4月に申請する。
 スカイマークによると、小型機のボーイング737—800型(乗客定員177人)による、1日1、2往復便を想定している。実績をみて、季節運航の継続や通年運航を検討するという。
 同社は98年、機内サービスなどを削って運賃を抑える「LCC(ローコストキャリア)」として、定期航空路線に参入。現在は羽田と札幌、神戸、福岡、那覇を結ぶ4路線で就航し、神戸—那覇は初の「地方—地方」路線となる。大手航空会社の「もうかる路線」を狙い撃ちする形だ。
 神戸空港は開港後の1年間で約270万人が利用し、うち那覇線は約57万人。1日2往復便を運航している全日空は、4月から1往復増便させる。現在2往復便の日本航空は7月から石垣線を新設する。神戸と沖縄を結ぶ路線の競争はより激しくなる。

http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000000702240005