ＣＭ撮影のため民家の敷地に勝手に入ったとして、山手署が、東京都世田谷区、ＣＭ制作会社プロデューサーの男（３２）を住居侵入容疑で横浜区検に書類送検していたことが２３日分かった。
調べでは、男は１日午前６〜１０時、横浜市中区本牧大里町の民家の敷地に家人が不在だったのに、無断で入った疑い。
署などによると、事件当時、敷地内ではスタッフ約２０人でファストフードのＣＭ撮影が行われた。男以外は無断だと知らなかったという。
撮影時に玄関前の乗用車を動かしたため、帰宅した家人が気づき、警察に届け出た。男は１月末、敷地内でＣＭの撮影をさせてほしいと頼んだが、家人に断られていたという。
朝日新聞の取材に対し、男は「後から謝罪するつもりだった」と語り、被害者は「勝手に撮られて腹が立った」と話していた。
（三輪さち子）
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