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2007年02月24日(土) 00時00分

酒気帯び容疑の県職員逮捕朝日新聞

 県は23日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで18日に逮捕された県唐津保健福祉事務所職員広松寛容疑者(34)を、懲戒免職処分にしたと発表した。広松容疑者はアルコール依存症で04年8〜11月に病気休暇を取っており、同事務所の所長らが週に1度、面談で「飲酒の禁止」などを指導していたという。

 唐津署の調べでは、広松容疑者は18日夜、唐津市内で酒気帯びの状態で乗用車を運転し、前の車に追突。計3台の車が絡む玉突き事故を起こしたとされる。追突された2台の車の運転者2人が軽傷を負った。

 県によると、広松容疑者はこの日の昼、唐津市の自宅で1人で焼酎を飲み、車を運転して事故を起こした。広松容疑者はかつてアルコール依存症だったため、同事務所の所長や担当課長が毎週月曜日に面談を行い、事故の4日前の14日にも飲酒運転をしないよう指導していたという。

 県は再発防止策として、アルコール依存症の職員には、家族の協力を得て車のかぎを預かるなど、私用でも車の運転をさせないように指導するという。

http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000702240001