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2007年02月23日(金) 19時36分

セブン銀、カードローンを延期 ローン事業計画見直しへ朝日新聞

 セブン—イレブン・ジャパンに現金自動出入機(ATM)を置くセブン銀行は、5月にも始める計画だったカードローンのサービスを延期する方針を決めた。貸金業への規制強化で「環境が急速に変わった」(安斎隆社長)と判断した。半年程度かけ消費者の動向を見極めたうえで、ローン事業の計画を見直す。

 セブン銀の口座は1月末現在、約44万8000あり、民間金融機関では最多の約1万2000台のATMでお金の出し入れができる。カードローンは「店にきたなら、もう少し買いたい」と考える来店客の「財布代わり」の位置づけだった。限度額は10万円、金利は損益が見込める18%程度を想定し、主婦などの利用を見込んでいた。

http://www.asahi.com/business/update/0223/139.html