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2007年02月23日(金) 00時00分

「視て聴いて脳で感じて クロスワード天国」読売新聞


(c)SEGA

 ジェスチャーや画像、音声をヒントにして、キーワードを考える「視聴覚クロスワード」ゲーム。視聴覚の要素が取り入れられたことで、頭の体操としてのクロスワードの効果が高まっているように感じられる。川島隆太・東北大学未来科学技術共同研究センター教授が監修し、これらクロスワードを解くことで、脳が活性化することを確認しているという。

 言葉の入力は、まずカーソルを移動させてマスを決め、入力する向きを縦か横か選択。方向キーを使って文字を選択、入力する。問題数は200。与えられるヒントには難易度があり、難易度が高いものが多いジェスチャーヒントは、黒い全身タイツを着た男性がジェスチャーをする実写ムービーで、プレーヤーの発想力が問われる。独創的でひねりがきいたヒントに、思わず笑ってしまうこともしばしばだ。


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 人気パズル作家の角田美里(つのだ みさと)さんによる、オーソドックスなクロスワード100問も収録されている。解答中にボタンを押すと、答え合わせができ、間違っているマスが赤く点滅する。「どこが間違ったのかわからない」というストレスを感じることなく楽しめるので、クロスワード初心者にもお薦めできる。(早乙女泰子)

対応機種プレイステーション・ポータブル 発売元セガ 希望小売価格2,940円(税込)

http://www.yomiuri.co.jp/net/column/game/20070223nt03.htm