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2007年02月23日(金) 17時50分

菊地凛子、アカデミー受賞スピーチは準備済みオリコン

 映画『バベル』で、日本人として49年ぶりとなるアカデミー賞助演女優賞の獲得に期待がかかる菊地凛子が2月23日(金)、会場となるアメリカ・ロサンゼルスへ向かう直前に成田空港で会見を行った( フォトセッションの様子はこちら )。

 金髪にシャネルのワンピース、さらに“気合いの現れ”として日の丸を背負う形にデザインされた私物のジャケットで登場した彼女。『第73回アカデミー賞』で6部門7ノミネートされた同作で、日本人として49年ぶりの“快挙達成”へ。その期待を胸に「今は、とにかくワクワクしている。初めてのことばかりですが、自分でも期待しています」と、静かに想いを語った。

 世界中の映画ファンが注目する一大イベントに対して「プレッシャーは感じていない。とにかく“凛”とした気持ちで皆が私をみてくれているので、その気持ちで舞台に立ちたい!」。日本からは「気分に合わせて」と4着のドレス、さらには沢山のお守りを手にし、髪は金髪。「(受賞した際の)スピーチも、今のうちに考えている」と“瞬間”に備えていることを笑顔で伝えた。

 日本中から注目を集め、大きな期待を背負う彼女だが、「まず、ここまで育ててくれた家族に感謝。(アカデミー賞では)共演者やスタッフ皆が喜べる作品賞に期待しています」。

 助演女優部門では、先日プロモーション来日を果した『ドリームガールズ』のジェニファー・ハドソンもノミネートされており、世界各国で評価を受ける彼女は、来日時点で25個の賞を獲得している。ゴールデングローブ賞に続いての大きな桧舞台でのレースになるが、果して今回の結果は?
 類まれなるその独特の存在感を持つ菊地が、映画界の頂点とも言うべき大舞台で光り輝くことを願わずにはいられない。

  フォトセッションの様子 など詳細はこちらへ。

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