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2007年02月23日(金) 00時00分

「まじめ」な機長“元カノ”スッチー宅に盗聴器ZAKZAK

「自分のことを彼女がどう思っているか知りたかった」

 元カノのスッチー宅に盗聴器を仕掛けたとして警視庁玉川署は23日までに、電波法違反(無線局不法開設)容疑で日本航空機長(39)を逮捕した。

 調べによると、同容疑者は02年6月から昨年11月にかけて世田谷区に住む客室乗務員の女性(34)宅に盗聴器2個を設置した疑い。同容疑者は容疑を認め、「自分のことを彼女がどう思っているか知りたかった。近くまで車で行き、車内で5、6回受信した」と話しているという。

 盗聴器は同容疑者が東京・秋葉原で購入。たこ足用プラグに偽装したもので、コンセントに差すため、1度仕掛ければ半永久的に電波を送信し続けるタイプだった。

 女性は02年ごろから同容疑者と交際していたが、昨年10月に破局。それでも同容疑者がつきまとっていたため、同署に相談していた。

 女性は11月、同署の助言で盗聴発見を専門とする民間業者へ捜索を依頼。案の定、盗聴器が発見された。

 日本航空によると同容疑者は90年に入社。ボーイング747−400(通称、ハイテクジャンボ)のライセンスを保持し、国内線と国際線のどちらも乗務していた。

 「職場での勤務態度は良く、まじめだった」(広報部)といい、10日から有給休暇を取っているという。同社広報部は「極めて遺憾。お客様に心からおわび申し上げ、厳正に処分したい」と話している。

ZAKZAK 2007/02/23

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_02/t2007022317.html