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2007年02月23日(金) 00時00分

歌舞伎町の“カリスマホスト”に有罪…4300万脱税ZAKZAK

 所得税約4300万円を脱税したとして、所得税法違反罪に問われたホストクラブ経営者の男の被告(32)に対し、東京地裁は23日、懲役10月、執行猶予3年、罰金1100万円(求刑懲役10月、罰金1300万円)の判決を言い渡した。

 坂田正史裁判官は「売り上げを借名口座に隠すなど、大胆で計画的な犯行。ホストクラブの経営を安定させ、拡大するためという動機に酌量の余地はない。刑事責任は軽くないが、謝罪の言葉を述べ、重加算税などの納付を約束している」と判決理由を述べた。

 判決によると、被告は東京・新宿の歌舞伎町でホストクラブを経営。2004年までの3年間に所得計約1億4200万円を隠し、所得税を免れた。

 被告は“カリスマホスト”の1人として、雑誌などで取り上げられてきた。

ZAKZAK 2007/02/23

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_02/t2007022323.html