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2007年02月22日(木) 00時00分

桜、暖冬で開花早め…暖冬過ぎてやや遅くなるところもZAKZAK

 民間気象情報会社「ウェザーニューズ」(東京)は、全国の桜(ソメイヨシノ)の開花予想を発表した。暖冬を反映し、平年(過去5年の平均)より最大で6日程度早めとみているが、桜のつぼみは冬に寒気にさらされた上で、目覚める「休眠打破」がなければ開花しにくいため、九州の一部などやや遅い地点もありそう。

 同社は「記録的暖冬で予測が難しい。今後の気温によっては、記録的な早咲きもあり得る」としている。

 開花が平年より遅れる見通しなのは、宮崎の垂水公園が1日遅れの3月25日、鹿児島の平川動物公園で2日遅い3月24日。全国で最も早い予想は、長崎の立山公園と熊本の熊本城の3月18日で、西日本では桜前線が北上せず「南下」もありそうだ。

 主な名所の開花予想は▽東京の靖国神社3月19日(満開27日)▽京都の清水寺3月27日(同4月3日)▽石川の兼六園3月31日(同4月6日)▽青森の弘前公園4月20日(同25日)▽北海道の函館五稜郭公園4月24日(同28日)—で、平年より1—4日早い。

 気象庁は3月、4回にわたり開花予想を発表する。

ZAKZAK 2007/02/22

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_02/t2007022233.html