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2007年02月22日(木) 00時51分

TOPIX、終値でも15年3カ月ぶり高値朝日新聞

 21日の東京株式市場は、東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)の終値が前日比4.50ポイント高い1787.23となり、終値でも91年11月以来、約15年3カ月ぶりの高値をつけた。日本銀行の利上げ提案の報道を受け、株価は一時下落したが、すぐに銀行や保険株などで買い注文が先行し、株価を底上げした。市場では「利上げの影響は限定的」との見方が多い。

 日経平均株価の終値は同25円91銭安い1万7913円21銭。出来高は30億5700万株で昨年6月以来、約8カ月ぶりに30億株を超えた。売買代金は3兆4643億円で4営業日ぶりに3兆円台に乗せた。

 市場では景気拡大への期待感や、米株価の上昇基調から「株価上昇基調は続く」(大手証券)との見方が根強い。東証では2月第1週の外国人投資家の株式購入額が2週連続で過去最高を記録し、相場を支えている。

http://www.asahi.com/business/update/0222/003.html