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2007年02月22日(木) 00時27分

「10年10万キロ」エンジン保証 ヒュンダイ、日本で朝日新聞

 韓国大手、現代自動車の日本法人「ヒュンダイモータージャパン」は、国内で販売する全6車種を対象に、今年1月1日以降の新車登録日から10年、または走行距離10万キロに達するまで、エンジンやトランスミッション(変速機)の製造上の不具合を、無償で修理する「特別保証制度」を始めた。多くの輸入車メーカーの保証期間が3年程度にとどまる中で差別化を図り、日本市場でのイメージ向上をねらう。

 ヒュンダイは01年に日本で販売開始。05年には中型セダン「ソナタ」のCMに人気俳優ペ・ヨンジュンさんを起用するなど、知名度アップに取り組んできたが、国内販売は04年の2574台をピークに、05年は2295台、06年は1651台と苦戦している。

 98年から特別保証制度を導入した米国で、その後の販売台数が5倍に伸びたこともあって、日本でも07年には3000台にまで販売を増やす計画だ。

 ヒュンダイはまた、この他の装置・部品の不具合についても、登録日から5年、または走行距離10万キロの範囲内で保証する。

http://www.asahi.com/business/update/0222/001.html