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2007年02月22日(木) 00時00分

義務の検査を勝手にパス、路線バス飲酒運転でクビにZAKZAK

 島根県益田市の石見交通の浜田営業所所属の運転手(52)が、飲酒運転の状態で路線バスに乗務するなどして懲戒解雇されたことが21日、分かった。

 同営業所によると、運転手は6日夜、同県浜田市の宿舎で同僚と飲酒。午後10時半ごろまでに日本酒2合と焼酎のお湯割り1杯を飲んで寝た。

 7日朝、乗務前に義務付けられた機械による飲酒検査をしなかったのに、営業所には電話で「検査して問題なかった」とうそを報告。運転後に営業所に戻り、午前10時50分ごろ検査すると呼気1リットル中0.27ミリグラムのアルコールが検出された。7日付で飲酒運転と虚偽報告で解雇された。

 浜田営業所の日前正明所長は「あってはならないこと。今後はテレビ電話で検査数値を示すなど、再発防止策を検討したい」と話している。

ZAKZAK 2007/02/22

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_02/t2007022213.html