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2007年02月22日(木) 22時11分

粘る納豆、捏造発覚後も売り上げ5割増…スーパー読売新聞

 日本チェーンストア協会が22日発表した1月の全国スーパー売上高(既存店ベース)で、納豆の売上高が前年同月比で7割増だったことが分かった。

 関西テレビの情報番組「発掘!あるある大事典2」が1月7日に、納豆のダイエット効果をうたった特集を放映した影響とみられる。

 放映後から、それまでの2〜3倍ペースで売上高が伸び、1月20日の捏造(ねつぞう)発覚後は一時落ち込んだものの、その後の売り上げも5割増前後を維持しているという。

 同協会は「番組を見て納豆を食べた人がそのまま習慣として購入しているのでは。特定の商品の売り上げが短期間でこれほど変動するのは珍しい」としている。

 食品を含むスーパー全体の売上高は、前年同月比2・4%減の1兆2413億円と13か月連続で前年実績を下回った。暖冬で衣料品が4・3%減と落ち込んだほか、売上高全体の58・8%を占める食料品も0・2%減だった。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070222it15.htm