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2007年02月22日(木) 02時00分

週刊誌記事に引責、ベネッセ社長辞任 後任、創業家から朝日新聞

 ベネッセコーポレーション(岡山市)は21日、森本昌義社長兼最高経営責任者=CEO=(67)が退任し、創業家出身の福武總一郎会長(61)が兼任すると発表した。人事は同日付で、森本社長は取締役も退く。

 同日開かれた取締役会で、森本社長が自ら辞任を申し出た。22日発売の週刊誌で、女性問題について掲載されることで責任をとったという。

 森本社長は元ソニー執行役員専務。業績が悪化したベネッセ再建のため、03年に福武会長に招かれ社長に就任した。通信教育の「進研ゼミ」を刷新して業績を立て直したほか、予備校の「お茶の水ゼミナール」を買収するなど新規事業にも乗り出していたが、経営が再び創業家に戻ることになった。

http://www.asahi.com/business/update/0222/005.html