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2007年02月22日(木) 00時00分

『商品売れるとうれしい』 杉並第三小3年生が商売体験 東京新聞

 杉並区立杉並第三小学校(高円寺南一)の三年生約五十人が二十一日、近くの東高円寺駅通り商店街で、食品などの販売体験をした。

 青果や肉、魚、生花など五つの出店を開き、商店街振興組合の会員店が安価で提供したタマネギやレタス、コロッケ、貝などを並べた。児童たちは「いらっしゃい」と元気に呼び込みをし、客の注文に商品を袋に入れたり、おつりを計算したり、ねじり鉢巻きでにわか商店主になりきった。遠藤航太君は「商品が切れてお客を待たせないよう気を使う。商品が売れるとうれしい」と話した。

 食品を自分で売れば食べ物や栄養に興味がわくと、二年前に食育の観点から始まり、商売を体験し、地域の商店街に愛着をもつ意味も加わった。振興組合の小島啓子理事長は「将来の商店街の担い手にもなってほしい」と期待を込めた。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20070222/lcl_____tko_____001.shtml