国分寺駅北口に、国分寺市立本多図書館の分館がオープンした。市が進めている駅北口再開発事業に併せ、駅前への図書館設置を望む市民の声にこたえ、「市政と地域情報の発信拠点」として設けられた。
開設のきっかけは議員提案。昨年12月、開設に必要な図書館条例の改正案が全会一致で可決されたのを受け、市が412万円かけて整備した。
市によると、分館に隣接する場所にパチンコ店の出店計画があるが、図書館ができると、風営法により50メートル以内では営業許可が下りなくなるという。
オープンの20日、星野信夫市長は「今回は、分館の開設で規制できる」としたうえで、「駅前を国分寺にふさわしいものにするため、有効な規制方法を考えたい」と、今後は他の方策を検討する考えを示した。
分館は同市本町3丁目の「まちづくり広場国分人」(旧UFJ銀行跡)の中にできた。市政情報などが閲覧できる。
http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000000702220001