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2007年02月22日(木) 19時54分

住民側の上告棄却、敗訴確定 岐阜・徳山ダム訴訟朝日新聞

 試験湛水(たんすい)中の徳山ダム(岐阜県揖斐川町)の建設の是非をめぐる行政訴訟で、最高裁第一小法廷(涌井紀夫裁判長)は22日、建設中止を求める住民側の上告を棄却する決定をした。住民側の敗訴が確定した。

 訴訟は、ダム建設予定地に土地を一部所有していた住民グループのメンバーらが、土地収用法に基づく国の事業認定などを取り消すよう求めていた。二審・名古屋高裁は98年の事業認定について、最大の争点だった水需要予測は「不合理とはいえない」と判断。「(当時の)建設相に裁量権の乱用はなかった」と結論づけ、住民側の請求を棄却した一審判決を支持した。

http://www.asahi.com/national/update/0222/TKY200702220309.html