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2007年02月22日(木) 18時07分

WSJが報じたiPhone提携交渉の舞台裏ギズモード・ジャパン

IT業界のデビット・カッパーフィールド、Appleのスティーブ・ジョブズ氏がCingularをiPhoneの提携先に選ぶ際、それと引き換えにかなりハードな条件をのませていたようです。17日付け『ウォールストリートジャーナル』が伝えました。

CEO同士が落ち合ったのはベガスのロデオ会場。発表を数週間後に控え、ジョブズ氏はスタン・シグマンCEOの宿泊ホテルの一室にiPhoneの現物を持ち込み、たっぷり3時間かけてタッチスクリーンのデモを繰り広げたそうですよ? 3時間…! シグマンCEOはただただ驚嘆していたそうです(側近証言)。

日本もそうですけど、アメリカも通常、携帯電話の開発ではキャリアがか〜なりうるさく口を出します。ところがApple/Cingularの場合はそうじゃなくて、まあ、見てくださいな、この条件。

【1】発表前に現物を見たのは、Cingular幹部3人だけ。
【2】フォン本体にはCingularロゴも入らない。
【3】ウェブブラウザや着信音も普通はCingularのものを入れてもらうのですが、これも無し。
【4】携帯月額利用料の一部をAppleと分け合う

ひえー。【4】みたいな条件、聞いたことないですね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070222-00000008-giz-ent