記事登録
2007年02月21日(水) 00時00分

「京都予防医学センター」予防できなかったネコババZAKZAK

 健康診断や人間ドックをしている財団法人「京都予防医学センター」(京都市)の元情報課課長補佐の男性(58)が、労働組合の積立金千数百万円を着服していたことが21日、分かった。

 同センターによると、職員でつくる「京都予防医学センター労働組合」の約60人が毎月給料から積み立てていた。2006年1月、組合の調査で千数百万円の不明が判明。組合の会計担当をしていた元課長補佐が着服の事実を認めて依願退職し、退職金で全額を組合に返済した。組合は刑事告訴を見送ったという。

 同センターは「問題が起こったことは遺憾だ。今後職員の倫理面について指導していきたい」と話している。使途は把握していないという。

 同センターは山田啓二京都府知事や桝本頼兼京都市長らが顧問を務めている。

ZAKZAK 2007/02/21

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_02/t2007022122.html