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2007年02月21日(水) 00時00分

実習船のフカヒレ売却ダメ…乗組員が2万円ずつ山分けZAKZAK

 オイシイ副業?! 長崎県教育委員会は21日までに、同県立長崎鶴洋高校の実習船でマグロのはえ縄漁中に網にかかったサメのヒレを、乗組員らが県に報告せず業者に売却し、売り上げを山分けしていたことを公表した。

 関係者によると、漁では外道にあたるフカヒレ売却は、30数年前から“慣習”として行われていたという。

 2002年からの5年間で約258万円の売り上げがあったが、全く県に報告されていなかった。

 収入の一部は実習生のジュース代などに使われたが、残りは24人の乗組員が1人2万円ずつの副収入としていた。

 厳密にいえば、違法ではないが、県は公務員が副収入を得るのは不適切と判断。今後はマグロの売り上げと同様に、県の収入にする。

ZAKZAK 2007/02/21

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_02/t2007022112.html