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2007年02月21日(水) 20時41分

陣痛促進剤被害者の会と柳沢厚労相が面会朝日新聞

 柳沢厚生労働相は21日、「陣痛促進剤による被害を考える会」(出元明美代表)の会員ら12人と30分にわたり面会した。柳沢氏は「女性は子どもを産む機械」と発言したことを「申し訳ないと思っている」としたうえで「日本のお産の現状を知ってほしい」という親たちの訴えを聴き、年に1度は面談の場を設けることを約束した。

 同会は、陣痛促進剤の影響による死産や子どもに障害が残る事故を防ぐため、92年から厚労省に対策を求めてきた。厚労相との面会が実現したのは今回が初めて。 16日の衆院予算委員会で、「産む機械」発言をただした阿部知子氏(社民)が同会との面会を求めたところ、柳沢氏が「もしお許しいただければ会わせてほしい」と応じていた。

http://www.asahi.com/politics/update/0221/011.html