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2007年02月21日(水) 20時18分

ファミレスのジョイフル、75店で賞味期限切れの在庫朝日新聞

 ファミリーレストランのジョイフル(大分市)は21日、全国の直営店661店のうち75店で賞味期限切れの食材と商品の在庫が見つかり、客に販売した可能性があると発表した。社内の品質基準では体への悪影響はないとみられ、客から体調不良の連絡もないという。

 賞味期限切れだったのは缶入りアルコール飲料、レジ前で販売するガムなどの菓子類、調味料、レトルト品、丼用の冷凍食材など計16種。最も古いものは缶ビールと清涼菓子で、昨年6月30日が期限だった。75店の場所は東北、北陸、近畿、中四国、九州の23府県。うち1店で賞味期限切れの在庫を見つけたと店員から報告があり、6〜20日に直営店全店を調査した。今後フランチャイズ42店も調査する。

 使用前に賞味期限を確認することになっているが、75店では確認がおろそかだったり、古いものから使うルールが徹底されていなかったりした。今後は週1回の棚卸しの際に全食材の賞味期限を確認する。

http://www.asahi.com/national/update/0221/SEB200702210007.html