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2007年02月21日(水) 00時15分

日向市の移動制限も解除 宮崎の鳥インフルエンザ朝日新聞

 宮崎県内の3カ所の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生した問題で、県は21日午前0時から、2カ所目の発生現場である日向市東郷町の養鶏場から半径5キロ圏内の「移動制限区域」と5〜10キロ圏内の「搬出制限区域」について規制を解除した。規制解除は27日ぶり。

 これまでの検査で10キロ圏内の養鶏場などに感染の広がりがないことを確認し、国と協議して決めた。日向市と美郷町、西都市など5市町が含まれ、計11の養鶏場で約44万羽が飼われていた。

 ただ、国の指針では規制解除後も3カ月間は「監視の継続」が必要とされる。このため、10キロ圏内にある養鶏場は鶏の死亡羽数を毎週1回ずつ報告する。

 宮崎県内の移動制限は、2月1日に感染が確認された新富町を中心とした地域にまだ残っている。最短なら3月1日に規制が全面解除される。

http://www.asahi.com/national/update/0221/SEB200702200014.html