2007年02月21日(水) 23時03分

シムシティDS：水道橋博士がそのまんま流で都市開発、都知事選に“逆出馬要請”（毎日新聞 まんたんウェブ）

　「ヤンキー先生」の愛称で知られる義家弘介・教育再生会議委員とお笑いタレントの浅草キッドが21日、ニンテンドーDS用ソフトの都市開発シミュレーションゲーム「シムシティDS」（エレクトロニック・アーツ、22日発売）を使った特別授業を行った。浅草キッドの水道橋博士さんは、ゲームの町づくりでらつ腕を発揮し、「東京都知事選に出ます。民主党の方、誘ってください」と“逆出馬要請”をした。

　イベントは、「一日だけの夢の授業！」と題して、義家さんと浅草キッド、一般公募のの中学生と保護者14組が参加。「シムシティDS」で都市開発を疑似体験した。15分以内にできるだけ人口を増やす競争で、水道橋さんが5486人で、5395人の中学生の参加者を僅差で抑えて見事トップに立った。「美術館などのハコモノを作らず、宮崎県知事になったそのまんま東さんに習って“談合”を禁止したのが勝因」と分析。

　1700人と振るわなかった義家さんは「木を植えすぎてしまった」と、元北海道の高校教師らしい言い訳で、「無駄と思われることも必要なこともあるし、必要と思って作っても不要なものもある。それは人間関係も同じ。嫌いな人でも好きになることもある」と熱い教育論を展開した。

　シムシティは、市長として理想の都市づくりしていく世界的なシミュレーションゲームで、DS版では、姫路城など全国の城がランドマークとして追加されたり、街の建物がかわらぶきになるなど、日本ならではの町づくりができるようになった。【河村成浩】

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