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2007年02月21日(水) 19時44分

総務省の規制強化方針、NHK総局長が批判読売新聞

 フジテレビ系の情報番組「発掘!あるある大事典2」の捏造(ねつぞう)問題に絡み、NHKの原田豊彦放送総局長は21日の記者会見で、総務省が新たな行政処分の導入を検討していることに触れ、「放送内容が事実でないとして、行政が新たな規制を行うのは、表現の自由の観点から好ましくない」と批判した。

 また、「番組内容や制作の在り方は、憲法が保障する言論の自由に絡み、放送局が自主的に対応するのが大原則」と強調。「何か問題が起きたなら、放送局が自ら説明責任を果たし、再発防止策を示すのが一番大切だ」と述べた。

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070221ih21.htm