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2007年02月21日(水) 18時19分

長崎県立鶴洋高校の実習船で取れたフカヒレを教職員らが売却し山分け 5年で約250万円フジTV

長崎県の県立高校の実習船で副収入があり、教職員らが山分けしていた。これに対し、県民からは非難の声が上がっている。
街の人は「先生はそんなことしちゃだめです」、「教材と商品を間違えている」などと話した。
今回問題となったのは、長崎県立鶴洋(かくよう)高校で、教職員らは実習で取れたサメの「フカヒレ」を売り、山分けしていた。
鶴洋高校では毎年、実習船「長水丸」で水産科の生徒がマグロはえ縄漁船の航海実習を行っている。
県の教育委員会によると、実習で捕獲されたマグロの売却代金は、県の収入に充てる規制になっているが、サメに関しては収入に入れず、教職員らが無届けで売り払っていた。
長崎県の横田 修一郎教育長は「昔からの慣習だったということだが、やっぱり今の時代としては適切じゃないと思います」と語った。
鶴洋高校で取れたフカヒレの売却は30年以上にわたり、慣習として続いていたという。
この5年間で売ったフカヒレはおよそ650kgで、金額は250万円余り。
一部は生徒のジュース代に使われたが、そのほとんどは教職員と船員で山分けされたという。
highlow highlow 2007/02/21 18:19 取材: テレビ長崎

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00105778.html