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2007年02月21日(水) 17時46分

他人の愛犬をマンションから投げ落とした女に懲役1年執行猶予3年の判決 札幌地裁フジTV

他人の愛犬をマンション6階から投げ落とした女に対し、札幌地裁は「精神的な苦痛を与えた責任は軽くない」として、懲役1年執行猶予3年の判決を言い渡した。
北海道・札幌市中央区で2006年8月、飼い主がフレンチブルドック「ももよちゃん」を連れて、大型ドラックストアに買い物に来た。
飼い主は、ひもでももよちゃんを店先につないだが、目を離した数分の間にももよちゃんが行方不明になった。
そこで、飼い主は捜索のためのチラシを作った。
また、インターネットで情報を集めたところ、ももよちゃんが札幌市内のマンションにいるということが判明した。
ももよちゃんを連れ去ったのは、2人の子どもを持つ高見明美被告(39)。
飼い主は、高見被告にももよちゃんを返してくれるよう頼んだが、高見被告はももよちゃんを6階のベランダから投げ落とした。
ももよちゃんは、地面にたたきつけられ死んだ。
窃盗と動物愛護法に問われた高見被告は、動機について、「犬がかわいくて飼いたくなった」と述べるとともに、7日の公判では、涙ながらに「2人の子どもとの生活がどうなるか考えると怖くなった。(事件を)隠すことで頭がいっぱいだった」と語り、飼い主に謝罪した。
21日の判決公判で、裁判長は「被害者に精神的苦痛を与えた責任は軽くない」と述べ、懲役1年執行猶予3年の判決を言い渡した。
highlow highlow 2007/02/21 17:46 取材: 北海道文化放送

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00105775.html